再婚しました
本日、役所に婚姻届を提出してきました。戸籍上はわずか3ヶ月の独身の身分でしたが、別居・裁判から数えると2年ほどになります。n回目の誕生日を機に家族を失った僕を支えてくれた方と今後の人生を歩むことにしました。民間の方です。というかぶっちゃけ @KDP46108920 さんです。
まだまだ目立った動きはできないと思いますが、日々の生活を大切に生きてゆこうと思います。
ご祝儀はこちらで受け付けております。
ビットコインも承っております。
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ではでは。
近況など
- 先月の9/30で元配偶者の連れ去り別居から2年が経ちました
- あまり表立って活動できてないです
- というか外部にメッセージを発信することができないです
- まとまった内容の文章も書けなくなりました
- 自分の信念を踏みにじられたという思いを強く抱いていて、考えるほどに心が汚れてゆくのがわかります
- 「自己愛」というものについて考える機会が増えました
- あれこれ料理を作ったりしています (#ろすめし)
- 自作の燻製ベーコンを知人に振る舞ったところとても評判が良かったです。燻家というダンボールキットをキッチンの換気扇の下に置いて作っているのですが、簡単なのでおすすめします。

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- 発売日: 2012/04/05
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- アナウンスはしてませんが、ちょこちょこプログラムを書いたりもしています
- 料理とプログラミングをしている間は心が落ち着きます。たぶん瞑想のような役割なのでしょう
- 新しいインプットの必要性も感じていて、ビットコインを勉強するために取引所のアカウントを開設しました。国内最大級とかいうBitflyerと手数料なしで売買できるCoinCheckです
- 『めしにしましょう』を読んで低温調理機が欲しいと思っています

- 作者: 小林銅蟲
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こちらからは以上です。
離婚しました
2015年9月30日、仕事から帰ると家は奇妙な静寂に包まれていました。机の上の書き置きで、妻が子供たちを連れて四国の実家に帰ったことを知りました。「連れ去り別居」という近年、社会問題化している行為でした。一ヶ月後に家庭裁判所から離婚調停の呼び出しが届きました。翌年には調停が不成立となり裁判が始まりました。弁護士を立てず自分で書類を用意して毎月裁判所に赴きました。先日、離婚裁判が終わり、12年間の結婚生活が幕を下ろしました。ローンを背負った家だけが残りました。一昨年から私が何となく調子悪そうにしていたのはこういう理由です。周囲の人に向けた報告なのでブクマは遠慮して貰えるとありがたいです。こちらからは以上です。
何を根拠にEPUBのalt属性は読み上げられるべきなのか
先日セミナーで某EPUBのリーディングシステムの検証結果を報告しました。そのリーディングシステムはかなり良くできていたのですが、音声読み上げ機能を利用した際に、画像の代替テキスト(=img要素のalt属性)を読み上げてくれませんでした。
なお検証に使用したファイルは http://epubtest.org/testsuite/ に掲載されている「Fundamental Accessible Reading System Tests」です。
質疑応答の時間に、大手出版社で電子書籍制作をされている方から質問がありました。現在日本で使われているEPUBリーディングシステムには、代替テキストを読み上げてくれないものが多いのだそうです。そのため制作の現場でも代替テキストを入れていないことにしているらしいです。リーディングシステムのベンダーに、代替テキストの読み上げに対応して貰うには、何を根拠にお願いすればいいですか? というのが質問の要旨でした。
僕の頭の中では、ブラウザやスクリーンリーダーが代替テキストを読み上げてくれるのは当たり前の挙動だと思っていましたが、改めて問われてみるとそれがどこで規定されているのか、しっかり把握していないことに気づきました。その場では、EPUBはウェブのアクセシビリティの基準を参照しているので、そのどこかに書いてあるはず、としか言えませんでしたので、改めて調べてみることにしました。
- EPUBに要求されるアクセシビリティは EPUB Accessibility 1.0 に定義されている。この文書の A.4. Reading System Conformance がリーディングシステムの適合性を扱ったセクションである。
- その適合条件は以下のとおりである
- 「Fundamental Accessible Reading System Test(僕が検証に使用したファイル)」をパスすること(MUST)
- UAAG 2.0のLevel AAに適合すること(SHOULD)
- UAAG 2.0では Guideline 1.1 - Provide access to alternative content で代替コンテンツへのアクセスを提供することを求めている。例えば、読者に代替コンテンツを利用する手段を提供する 1.1.1 Render Alternative Content は Level Aであるから、EPUB Accessibility 1.0が目標とするLevel AAに含まれている。
- したがってEPUBのリーディングシステムは、代替コンテンツであるテキストへのアクセスを提供するべきである。
こういう論理になるのではないでしょうか。音声読み上げの際に、代替テキストに対して「読み上げる」以外のアクセス方法があるのかは寡聞にして知りません。
SF雑誌オルタナvol.1 またはSFとかよく知らないのに寄稿を頼まれた雑誌の編集長がクビになった件
ちーっす。すっかりブログの更新頻度が落ちてしまった。僕にとって文章を書くことは日常の一部ではないな、と思う。基本的に気分が乗った時しか書かないし書けない。この数年、電子書籍やウェブ小説で作品を発表する人たちとの交流が増えた。彼らは毎日書いてる。「書かないと死んでしまう」とか言う人もいる。こういう感覚ってわからない。でも彼らがそう言うんだからそうなんだろう。
人はなぜ文章を書くのか?
そんな切り口で電子書籍の書き手たちのインタビューや対談を収録した本が今年の六月に刊行された。書名を『もの書く人々』という。辺見庸の『もの食う人々』へのオマージュなのだろう。どういうわけか僕のインタビューも載っている。「俺、必要なくない?」と、オファーがあった時に編集の根木珠さんに僕は言ったのだが、結局彼女の熱意に負けて引き受けてしまった。果たして彼女の期待に応えられたのかよくわからない。倉下忠憲さんは、この本が作家の「ヴォイス」を引き出せていると評価してくれた。この本の多くの部分はFacebookのグループの投稿を編集したものなので、かなり「素」に近いコミュニケーションが行われているからだと思う。
ヴォイス(下唇を噛みながら)。

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- 作者: 辺見庸
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とはいえ結局僕は彼らの持つ、書くことの切実さを理解できた気になれなかった。
文章を書くこと自体は嫌いではない。自分と向き合って考えを整理し言葉を選んでゆく内省的な感覚が好きだし、誰かの反応を思い浮かべながら文章の随所にいたずらを仕込んでゆくのも楽しい。ただ息切れしてしまう。五千字くらいが限界だ。どうしても分量が書けない。しかもものすごく時間がかかる。エッセイ的なブログ記事1本にも3時間とかかかってしまう。それからフィクションも書けない。自分の書いたものが空虚な絵空事に見えてしまって続かない。こういうのって訓練でどうにかなるものなのだろうか?
「創作は筋肉だ」と誰かがツイッターで冗談めかして言っていた。そうだとしたら少なくとも僕の作文筋はあんまり鍛えられていないと思う。短距離向けの白色筋肉なら少しはついているかもしれないが、長距離向けの赤色筋肉は極めて貧弱なことだろう。
そんな僕を余所に「彼ら」は相変わらず書き続けている。最近では電子雑誌やアンソロジーなどコラボレーションがちょっとしたブームで、実に楽しそうに企画に取り組んでいる。良いことだと思う反面、一抹の寂しさも感じる。こういった動きは外にはまるで届いていないはずだからだ。僕がまだ元気だった頃は、ツイッターやブログなどオープンなコミュニケーションの主軸だった。これらをシェアし「同じものを見て同じことについて考える」ことでコンテクストが共有され、なんとなく電子書籍をめぐるコミュニティらしきものが形成されていたと思う。現在の「彼ら」のコミュニケーションの主軸はクローズドなFacebookに移っておりコミュニケーションの密度は高まったものの、コンテクストは薄まり蛸壺化が進んだように思えてならない。けれどもコミュニティの熱量が高まった後に、拡散して蛸壺化するのは宿命のようなものなので、嘆いても仕方のないことなのだろう。何よりも肝心の僕はろくに動けていないのだから。
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SF雑誌オルタナ vol.1 [現実以外]edited by Sukima-sha
- 作者: 大滝瓶太,米田淳一,ろす,淡波亮作,波野發作,伊藤なむあひ
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先日、彼らの企画の一つSF雑誌『オルタナ』が刊行された。編集長の伊藤潤一郎は隙間社という屋号で電子書籍を刊行している。隙間社の作品が持つニヒリズムすれすれの感覚が僕は好きだ。文章にはキャッチーでユーモラスなエッセンスが散りばめれられているが、根底にあるのは絶望と虚無感だと思う。彼は文学や文章を書くことの意味に絶望しかけている。それを物語や言葉遊びやユーモアの力によって辛うじて踏み留まっているのだ。だから彼の作品を読むのはスリリングで苦しく、それゆえに共感を覚える。

- 作者: 伊藤なむあひ
- 出版社/メーカー: 隙間社
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- 作者: 弍杏
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SF雑誌を作ろうとFacebookで盛り上がっている彼らを僕は横目で見ていた。僕はといえばSFはそれほど読んでいないし思い入れもない。どちらかといえば「めんどくさい人たちが多いジャンル」ということで敬遠する気持ちすらある。ついでに言うと雑誌というメディアにも思い入れもない。ただ雑誌を作るという行為に人を夢中にさせる要素があるらしいとは思っている。だから当然、伊藤潤一郎から寄稿のオファーがあった時の気持ちも「めんどくさい」だった。
いや、ホントめんどくさいんだよ。ツールの開発とか電子出版のサポート的な立ち位置にいる僕は、物書きと文章で張り合って余計なトラブルとかに巻き込まれたくない。こっちは文章を通して何者かになりたいなんて思っていないし、そろそろセルフパブリッシングの界隈から距離を置こうと思っていた頃だったから(いろんな人から引き止めのメールを頂いた)。そんなわけで僕は根木珠さんにオファーされたときと同じようにゴネた。「俺、作家じゃないじゃん」「俺、SF知らないよ?」「俺が寄稿する必然性を感じない」「俺フィクション書けないし」。そして根木珠さんの時と同じように食い下がられて折れてしまった。気がついたら「何でもいいから、文章を書いて出す」と約束させられていた。伊藤潤一郎には編集者の才能があるのかもしれない。
結局、『ロール・オーバー・ベンヤミン』というエッセイを書いた。普段使っていない作文筋はなまりになまっており、締め切りを大幅にぶっちぎる迷惑をかけた。ファッション感覚で現代思想に手を出した大学生の頃の恥ずかしい僕の姿や、すっかり俗物になってしまった今の恥ずかしい姿などを書いた。SF雑誌にふさわしい内容なのかわからないが、米田淳一さんが間違いなくSF
と解説してくれているので、そういうものなのかもしれない。

- 作者: ヴァルターベンヤミン,野村修
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1994/03/16
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以下は創刊号のラインナップだ。自分で自分たちを「豪華だ〜」「濃ゆい」「実力者揃い」とか言うのはとても恥ずかしくて言えない。小銭を払って購入してくれた人の判断に委ねたいと思う。
- オラクル (大滝瓶太)
- 詐欺師の鍵 (山田佳江)
- シャノン・ドライバー (米田淳一)
- ロール・オーバー・ベンヤミン(ろす)
- 痛みの見せる夢 (淡波亮作)
- プラトーン・スタンダード(波野發作)
- アルミ缶のうえに (伊藤なむあひ)
こちらもありがたいことに倉下忠憲さんがレビューしてくれている。
山田さんが作ってくれた公式サイトもある。ウチのでんでんランディングページより使いやすそうでWixすごいと思った。
淡波氏によるPV。ホント何でもこなすなこのオッサン。
ちなみに最後まで読めばわかることだが、編集長の伊藤潤一郎は今回で辞任することになった。一身上の都合と書いてあるが実態はクビだったとだけ言っておく。彼のスカした編集後記はフツーに面白いのでおまけ的に楽しんで読まれて欲しい。次号からは編集長に山田佳江さんが就任するが、彼女もクビになるかもしれない。そういう雑誌なのだ。
長くなってしまったが、滅多に文章書かない僕の数少ないエッセイなので、興味を持った方はポチっていただけると編集長に対する面目が立って助かる。よろしこ。
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SF雑誌オルタナ vol.1 [現実以外]edited by Sukima-sha
- 作者: 大滝瓶太,米田淳一,ろす,淡波亮作,波野發作,伊藤なむあひ
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【告知】俺氏InDesignユーザーの祭典「INDD 2016」に出るってよ

ご無沙汰してます。ろすです。セルパブ方面であれこれやってたら、こちらのブログはすっかり更新が途絶えてしまいました。サボってたわけじゃないです。一応生きてます。今日はイベントの告知記事です。
毎年行われているAdobe InDesignユーザーの祭典「INDD」。組版とは縁遠い僕ですが実は2012年にも登壇させて頂いたことがありました。ここまで見事に整然と準備されたイベントは他に記憶にないですね。特に記憶に残ってるのが、演壇には講師にだけ見える小さな時計が用意してあって、時間内に話を収めるのがとてもやりやすかったことです。
技術の世界では5年を周期にパラダイムシフトが起きるとしばしば言われています。電子書籍が注目を集めた2010年から数えるともう6年の月日が経っています。そろそろ目新しさもなくなってきたかな、という思いもありますが、未だに人前でお話する機会を頂けるのは有り難いことです。
電子書籍・出版トラック C-3 EPUB 3.1でどうなる日本の電子書籍? というお題で、EPUBの次のバージョン3.1の変更点をまとめてみたいと思います。
イベント名 | INDD 2016 |
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日時 | 2016年10月14日(金)12:50-18:50 |
会場 | 御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター 東京都千代田区神田駿河台4-6 |
参加費 | 告知ページ参照 |
詳しくは告知ページを見てくださいね。他にも興味深いセッションがいろいろあります。個人的には Vivliostyle 触ったりしてるので、大野さんの「A-5 Vivliostyleを使ってMarkdown原稿から「仮組み」を作る」が気になります。
9月10日までに申し込むと早割として2,000円OFFらしいですよっ!
奮ってご参加くださいませませ。
二代目チャンプは高橋文樹(破滅派) - 第二回SS合評結果
前回の記事で伝えたとおり、文章を発表して殴りあう第二回SS合評の本戦が開催された。
進行のグダグダさに定評のある動画配信は予定よりも1時間延長。視聴者が2人もいれば良いほうだと思っていたのだが、予想に反して8人ほどの暇人の時間を奪ってしまったようだ。撮影担当の古田アダム有(トルタル)が使用するウェブカメラは結構音が良くて驚いた。

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YouTubeにアーカイブされているが、以前書いたとおり、僕は自分の映っている動画を見ると死にたくなる持病があるのでリンクは貼らない。ハイボールを2本飲んだ僕はすっかり顔が赤くなり視聴者を心配させたらしい。年長者相手に呼び捨て、タメ口、命令口調で口汚く罵るスタイルは別に酒のせいではない。僕のツイッターのフォロワーならお馴染みだろう。
とっとと本戦の結果を述べることにする。事前評の点数に参加選手と観戦者による当日の寸評を合算したものだ。
SS合評 — 第二回SS合評チャンプ作品発表!!合評採点集計結果
順当に高橋文樹選手が第二回チャンプの座に輝いた。悔しいが妥当な結果だと思う。プロ小説家の面目躍如である。事前評で3位につけていた僕は、当日評で上位の東郷選手を抜くも、持田選手の追い上げにより2位タイとなった。
執筆スタイルが正反対の波野選手と僕は全面抗争にあり、互いに低評価を付け合った点数の余剰が高橋選手の漁夫の利となる格好だ。戦略を練り直す必要がある。最下位となった椋選手だか点数の開きは持ち点制の弊害であり、内容的には他の作品の評価と対して変わらない。ただ彼がFacebookで見せる優れたユーモアセンスを作品でも見せて欲しいとは思う。
もう一つ、寸評の殴りっぷりを評価する投票もあり、こちらも高橋文樹選手に奪われた。僕と持田選手が作品の中に仕込んだ瑣末な「嘘」を見破ったのだから、この結果も納得せざるをえない。
次回テーマはチャンプ高橋の指定により『31世紀の人が今の自分について書く』になった。実話ベースのルールなのに半ばSFである。フィクションの訓練を積んでいない僕には相当に不利なテーマだ。このテーマには波野潰しの思惑があるそうだが、僕が考えるべきは実力が頭一つ抜きん出る高橋潰しの方策だろう。
放送終了後はノーサイドとなり、高橋選手行きつけのラーメン屋で担々麺を食べに行く。花椒たっぷりで旨かった。
互いによく読みよく殴った。よき読み手の存在は実にありがたいものだ。観戦に来てくれた鷹野、髙澤両氏にも感謝である。