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電書ちゃんねるBlog

電書ちゃんねるの管理人がたまに書くブログ

EPUB3の仕様が日本語で読めるよ

電書ちゃん

ろすちゃん、ろすちゃん見て見て。

EPUB3の仕様の一つが日本語訳されて公開されているみたいよ。

ろす

おおっ、@IMAGEDRIVEさんの翻訳ついに完成したんだ。しかも@fumi1さんのレビュー付き。

おめでとうございますアーンドありがとうございます!

電書ちゃん

なあに? あんた知ってたの?

ろす

いやいや、以前ちょろっとご本人から立ち話で聞いただけっすわ。

EPUBの本質であるPublicationsから手を付ける辺りがニクイよねえ。

僕なんかメタデータについては疎い方なんで、その方面の専門知識のあるお二人が翻訳を手掛けたのは仕様にとっても幸福なことだと思うよ。

電書ちゃん

あんたも読んで勉強させて貰いなさい。

ろす

はーい。

ところで最近、電子出版まわりの重要な資料が有志によって翻訳されるケースをしばしば見かけるんだけどトレンドなんですかね。

電書ちゃん

それはあんたが曲がりなりにも翻訳やることになって、単にそういう観測範囲を持ち始めたからじゃないの。今に始まったことじゃないのかもよ。

ろす

そうかも知れないけど、とにかくEPUBみたいないろんな技術仕様を参照しまくってるフォーマットでは、これまで聞いたこともない仕様を英語でちょくちょく調べなくちゃいけないから、英語弱者の僕的には有志の翻訳ってありがたいんだよね。

最近では、前のエントリで触れた@kzakzaさんのOPDSや、@suzukimaさんの日本語レイアウト関連仕様にお世話になってる。

電書ちゃん

そういう技術に関心を持ってる人たちが、ソーシャルメディアによって繋がりやすい状況になっているのは確かにあるかもね。

ろす

それは間違いないよ。特に2010年は今日本の電子出版で重要な役割を果たしている人たちがTwitterで繋がって急速にコミュニティになってゆく過程がすごく実感できた。もしもTwitterがなかったら日本の電子出版はどうなっていたのか想像するのも恐ろしいくらい。

僕の場合だって、当時EPUBに関心を持つ数少ない同好の士だった@minoguchiさんに、翻訳の告知ツイートを拾って貰ったことが切っ掛けで日本電子出版協会と関わりができ、今の仕事に繋がってるわけで。はてなブックマークが注目エントリを無くし、マイナーブログに厳しい露骨なマス指向に改悪されたあの時期、もし告知をはてなダイアリーでだけ行っていたら僕の人生も随分違ったものになっていただろうな。

電書ちゃん

あたしは別にあんたの人生とか興味ないけど、この流れはPublickeyさんのこの見解にに集約されているのかもね。

ひとことで言えば、ITの重要な情報発信源が、この10年でベンダからコミュニティへと大きく移動しているのです。

ろす

うん、僕はひょっとしたらこうしたコミュニティの活動が、政策よりも業界団体の取り組みよりも日本の電子出版にとって決定的な変化をもたらすんじゃないかとさえ思ってる。

電書ちゃん

それ政策と業界団体に喧嘩売ってるの?

ろす

いやいや、別にそれぞれが対立する性質のものじゃないから。コミュニティには政策や業界団体のプロジェクトに関わるプレイヤーも顔を出していたりする訳で、コミュニティにはそっち方面へも潜在的に影響を与えうるんですよ。

とにかく、僕はなんと言われようが2010年の「電子書籍元年」こそはホンモノだったと思ってるし、それは今の電子出版がウェブテクノロジーと分かちがたく結びついてるからこそだと考えてます。ウェブテクノロジーは国境も業界の垣根もたやすく飛び越えてしまうトランスな性質のものだから、黒船ナショナリズムに囚われたり業界の外に目を向けなでいると視野狭窄に陥ってしまうかもしれない。反対にウェブテクノロジーで繋がったコミュニティに関わっていれば視界が開けるんじゃないかと。

電書ちゃん

あんたの話は抽象的すぎるわ。人によっては詭弁に聞こえるかもね。

あと一つ聞きたいんだけど、あんたは何でEPUB3の仕様を翻訳してないの?

ろす

わしも必要性はわかっているのだが、膝に矢を受けてしまってな。

電書ちゃん

……。

ろす

ほ、ほら、そこはいろいろあるんですよ、察して…。

むしろ自分が関わっていないOPDSのほうが気楽に翻訳できる。

電書ちゃん

よくわからないけど、今のあんたカッコ悪いわ。

なんちゃらエバンジェリストの肩書きも返上しなさい。今までお疲れ様でした。

ろす

あ、あーん……

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センスの悪い意見には容赦なくツッコむよ。

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